
Tower of Power(略称 TOP)のベーシストで、「ロッコ」の呼び名で親しまれている。
正確にはずっとTOPに在籍していたわけではないのだが【TOPのベースと言えばロッコ】という印象しかない(他のTOPベーシストには失礼ながら)。
TOPはブラスセクションを前面に押し出したファンクバンドでありながら、スラップを一切使わないという当時としては独自過ぎる路線を開拓した。
ハーフミュートを多用したその音は【プクプクサウンド】などと称され、【フィンガースタイル・ファンク】というアプローチを確立した。
ボトムを支えるという縁の下の力持ちに徹底した結果、多くのベーシストに注目されるというベーシストらしいベーシストである。
記:2022/7/25